考える力をマスターするメソッド

みなさんは、日々考えることをされていますか?

学生時代よりも社会人になってからの方が考えることが増えるはずだが、社会人になると「考える力」が低下しているのはどういうことでしょうか?

その原因は、デジタル化によって便利になり「考える力」が低下してしまっているということではないでしょうか?

突然「自分で考えて処理してください」と求められたら、何をどうすれば良いかわからずに困ってしまう方が8以上いると言われています。

 

AI(人工知能)が進化している時代だから大丈夫と思っている人は、これからの社会では生き残れないでしょう。

そんなあなたの代わりをAI(人工知能)がやってくれるようになり、AI(人工知能)よりも劣り社会に必要ではなくなるからです。

 

では、高学歴者しか生き残れないのか?と思われる方も少なくありませんが、それは大間違いです。

学歴でも学力や知能でもなく「考える力」があれば生き残ることができるのです。

人間の「考える力」とAI(人工知能)が共存共栄をし、ビジネスや教育の場で益々必要とされていくのです。

 

これからの時代に求められている「考える力」とは、課題を見つけ解決のためのプロセス(過程)を選択し新しい価値を生み出す能力です。

言い換えれば「深く考える力」であり簡単に言えば「思考力」です。

 

社会人基礎能力としての「考え抜く力」は、以下の3つの力で構成されています。

  • 課題発見力:問題認識を持ちその問題を発見する力
  • 計画力:良し悪しを見極める力を持ち正しい選択を行い、これから先に未来を描く力
  • 創造力:物事の要点を掴み価値判断する力

 

従来の日本教育では記憶力ばかりを試すような試験制度などの影響により、考えることなくただ支持された通りに処理する能力に特化した人財がエリート人財と呼ばれ、社会の上位層を占めて来ましたが、この大きな代償が指示待ち人間やマニュアル人間などと言われる「考える力」の弱い人財です。

〇9つのメソッド

  1. 目標を設定する
  2. ニュースを利用する
  3. 能動的な読書をする
  4. 鳥の目と虫の目を持つ
  5. 数字を使う
  6. 図解を使う
  7. ボキャブラリーを増やす
  8. 時間を意識する
  9. メモを利用する

「考える力」が低下する悪い習慣は「ストレス」です。

ストレスを軽減または抱えないようにする方法は色々ありますが、重要なことはストレスと上手に付き合い、悪いストレスを発散、解消し、良いストレスを自分に課せることです。

良いストレスとは、何かをやり遂げようと目標を持ち挑戦する時に感じる適度なストレス。

その人のエネルギーを高めたり成長に繋がることが良いストレスと言えます。

自分にあった良いストレスを考えることも「考える力」に繋がります。