日本経済はどう変わる

コロナウイルスの影響がまだまだ収まらない日本

 

緊急事態宣言が解除され、まん延防止法に変わったことで少しづつ経済が動き出しそうな予兆を感じている人もいるでしょう。

 

しかし、ワクチンが普及しコロナウイルスの感染が収まれば、日本経済が復活するのでしょうか?

 

 

 

コロナウイルスの感染が広まってきたのは2020年3月そこから、2020年4月~5月(1回目)、2021年1月~3月(2回目)、2021年4月~5月(3回目)に緊急事態宣言が発令されました。

 

緊急事態宣言が発令されていない時でも、外出自粛が呼びかけられ日常生活は大きく変わりました。

 

 

 

コロナ拡大以降、調査会社による倒産件数はビックリするような増加は現れておらず、2020年7月をピークに減少傾向にあり、前年同月比も大幅に増加していないので、感覚的にそこまで酷くないのかな?とさえ思ってしまします。

 

しかし、2020年の前と後では経済環境は大きく変化していることを見逃すわけにはいきません。

 

リーマンショックも酷いものでしたが、リーマンショックは金融危機だったので大きく影響を受けたのは、銀行・金融・不動産関連の企業でした。

 

コロナウイルスの影響がリーマンショックと大きく異なるのは、大多数の業界に大きな影響を及ぼしていることです。

 

 

 

 

2020年3月以降、売上は減り、給料も減っています。

 

しかし、給料を増やそうにも、売上や利益の獲得は難しい状況です。

 

そんな中、ワクチンが普及したところで、手持ちの現金も少なく先行きが見えない状況で、個人も企業もお金が使えるでしょうか?

 

コロナウイルスの感染拡大を防げたから経済が回復すると、安易に考えるのは危険です。

 

この影響は最低でも5年、日本経済に爪痕を残すと言われています。