2020年3月以降、コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが押した企業に対して融資を積極的に行っていました。
2021年に入ってからも、経済状況が良くないことから企業に対して積極的に融資をするよう呼びかけられていますが、融資件数は増えていないのが現状です。
コロナ融資は通常の融資と比べると審査が緩く、融資を受けやすいのが特徴です。
しかし、これは1回目の融資に限ったことです。
2回目以降の融資に関しては、審査が厳しくなります。
その理由は単純なもので、売上が立っていない、売上が上がる見込みがなければ、回収の見込みも立たず融資をすることは出来ません。
巷では、コロナの影響が後5年は続くと言われており、今は手元にキャッシュをどれだけ蓄えられるかが勝負だと言われています。
中小企業にとってキャッシュは血液であり、この血液が止まってしまえば息絶えるのみです。
国も金融機関も勿論、そのことは十分にわかっており、だからこそ積極的に融資が出来るようにしています。
しかし、現実は思うようにはいきません。
会社や従業員、取引先、関係者を守るためのはずの借金。
更なる借金は、本当にみんなにとって良い事なのか。
経営者には厳しい選択肢が突きつけられています。
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