経営者や役員、責任者の方から「従業員の能力が足りない」「モチベーションが低い」「問題意識を持たない」「情報量が足りない」「コミュニケーションが不足している」ので、どうすれば良いのかというご相談をよく受けます。
この問題は、部下を持つ方々の長年の悩みで、何をやっても上手く結果が出ないと諦めてしましそうな悩みです。
こういったご相談を受けた時、私たちは「費用は掛かりますが、実際に現場へ行かせていただき、現状把握をさせてください」とお話しします。
相談に来られた方はご自身のポジションから見た状況をお話しされるので、客観的な視点に欠けます。
第三者が会社の常識や業界の常識に捕らわれない客観的な視点で、現場を見る事でこれまで見れなかった部分が見えてきます。
実際に現場を見させていただき従業員の方とお話しすると、何が問題なのかが見えてきます。
多くの企業が抱えている根本的な原因は
- やるべき事が、実際に出来てない
- やるべき事の、タイミングが遅い
- やるべき事を、やり続けていない
長年、いろいろな企業を見させていただいた経験上、この問題が見過ごされている事がほとんどです。
聞いてみると普通のことだと思われるかもしれませんが、この普通、当たり前が出来ずに放置されていると、組織は気づかないうちに崩れ、利益を出せない組織が出来上がってしまいます。
利益を出している企業は、難しいロジックを考えたり、高精度の仕組みを作ったり、ハイスペックの従業員がいたり、するのではなく「やるべき事」をしっかりとやっているだけなのです。
利益を出す基本は、実はそんなに難しくありません。
ただ、思い込みや決めつけが本当の問題を見えなくしてしまっているだけです。
長年、努めていればそうなってしまって当然、そうなることは自然な事です。
だからこそ、解決出来ない問題を抱えている時には、第三者の力を借りる事が大切です。
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