2020年1月、新型コロナウイルスの影響で世界中が大混乱に陥り、グローバル経済に急ブレーキがかかりました。
去年の今頃、誰がここまで影響が長期化することを想像していたでしょうか?
この状況下で、中小零細企業の経営者はコロナショックが長引くことを念頭に、事業継続の為の戦略を練りながら経営の舵を取る必要があります。
コロナショックのフェーズは3つ
- 第一段階 NOWコロナ(短期戦)
- 第二段階 WITHコロナ(中期戦)
- 第三段階 AFTERコロナ(中長期戦)
第一段階 NOWコロナ(短期戦)
企業が倒産する直接的な原因は、「手持ち資金の枯渇」
日本政府は、手持ち資金の枯渇を防ぐために、助成金や補助金、給付金を厚く設定しました。
備えとして経営者は、収益の増大と支出の削減を行うのだが、NOWコロナの段階では、平時と異なった緊急対応が必要になります。
第2段階 WITHコロナ(中期戦)
この段階では、これまで臨時的な措置としてとらえてきたテレワークや一部業務の停止が常態化してきた。
在宅勤務による生産性低下、売上・利益の低下が予想される中で、改善を行うことは勿論のこと、同時に会社をいかに維持するのか、商売をどのように展開するのかといった「市場変化に合わせた朱駅構造の改革」を考える必要があった。
第3段階 AFTERコロナ(中長期戦)
コロナウイルス感染拡大が収束した後、復旧ではなく「復興」を考えていかなければならない。
東日本大震災の当時、復興大臣が「復旧は元に戻すことであり、復興は新たに価値観を作り出すこと」と言っていた。
コロナ終息後ニューノーマルと呼ばれるように、社会や経済の構造変化が起こり、コロナいぜんの状態とは異なる消費選択機銃が生まれるのではないかと予測しています。
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