数字に答えはない

数字ばかり追いかけても経営は改善出来ない。

 

経営状況を表す財務三票と言われる損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書などは、過去の成績表で、簡単に言うと学生時代の通知表のようなものです。

 

その通知表の結果かあら、反省点や改善点を見つけ次に良い点数が取れるよう取り組んでいくことが必要でしょう。

 

しかし、この通知表だけで「何がを」「どのように」するのかという点を見つけることは難しい。

 

通知表はあくまでも、過去の点数を総合的に表したもので「何を」「どういう手順で」「どのように解決するのか」ということを書いてくれているわけではありません。

 

財務三票を見て反省し、次はこうならないように努力しようと誰もが思うはずです。

 

しかし1年後も同じように反省しているのではないでしょうか?

 

 

 

一つ一つ問題をクリアしていても、次から次へと新たな問題が浮上します。

 

何故なら、今まで改善の取り組みが出来ていなかったからですが、一つ一つのハードルを乗り越えていくことが経営改善に繋がり優良企業になるのです。

 

1年後も同じような反省をしてしまう理由は、通知表には乗り越えなければならないハードルがかかれていないからです。

 

通知表はあくまでも過去の成績を数字で表したもので、問題や課題といったハードルをわかりやすく書いていません。

 

日常の現場で起こる一つ一つの行動が、通知表の結果としてあられます。

 

通知表の結果を良くしたいと願うのであれば、数字だけを見るのではなく、その数字を作っている日常の現場で起こる一つ一つの行動に目を向け、そこから問題や課題を見つけるよう意識づけてください。

 

この問題や課題を見つけるきっかえや意識付けをするのが、ビジネス・ドッグ(経営診断)です。