首相官邸のホームページを見たことはありますか?
首相官邸のホームページでは岸田総理の日々の活動や取組み、主要施策などを見ることができます。
と言ったところで「なんのために見るんや」と思われる方も多いでしょう(笑)
首相官邸のホームページを見ることで、国がどのような問題を抱えていて、その問題をどのようにして解決しようとしているのかを知ることができます。
岸田内閣が取組む主要施策は、
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新型コロナウイルスへの対応
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未来を切り拓く「新しい資本主義」-成長と分配の好循環-
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外交・安全保障
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災害対策
の4つです。
この中でも特に岸田内閣が力を入れ、メディアなどでも取り上げられているのが「新しい資本主義」です。
新しい資本主義の実現について岸田内閣は、成長を目指すことは極めて重要であり、その実現に向けて全力で取り組みます。しかし、「分配なくして次の成長なし」。成長の果実をしっかりと分配することで初めて、次の成長が実現します。大切なのは、「成長と分配の好循環」です。「成長も、分配も」実現するためあらゆる政策を総動員します。
と言っています。
その為の政策として様々な取組が上げられています。
最近、よく耳にするようになったリスキリングや学び直し、リカレントと言った言葉も、岸田内閣の打ち出す新しい資本主義にある分配戦略の一つ「人への投資の抜本強化」に含まれているからです。
取り組み内容について詳しく知りたい方は首相官邸のホームページでご確認ください。
岸田内閣がリスキリングやリカレントに力を入れている理由は、日本経済は待ったなしの状況にあるからです。
出生率の低下は日本の経済に大きな影を落としています。
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子どもが生まれない事で人口は増えない
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子どもが生まれたいということは働く人も増えない
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働く人が増えないということは税金を徴収するパイが増えない
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人口が増えないということは国内消費が増えない
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人口が増えないということは働き手一人に対する負担が増える
人が増えないのなら一人当たりの生産性を上げ、同じ仕事量でも少ない人数で動かしていくしかありません。
これまでバラマキで経済を動かそうとしていた政府もようやく、お金や物を突っ込んだとしても、そもそも人がいなければ何の役にも立たないということを理解したのでしょうか。
猫の手も借りたいぐらいどの業種も人手不足が深刻な状況になってはいますが、採用に際して企業は、優秀な人材を求めており、誰でもいいわけではありません。
AIやIOTの発達により人間がやらなくてもよい仕事が増えてきています。
士業ですらそのうち必要なくなる仕事だとも言われています。
終身雇用は年功序列の日本型雇用制度が破綻している今、これまでと同じようにしていては必要のない人財と切り捨てられていきます。
既に日本では黒字であっても将来を見据え、リストラをしている企業もあります。
パソコンやスマートフォンには、OS(オペレーティングシステム)という基盤があり、この基盤があることでApp(アプリケーションソフトウェア)が動きます。
人間に置き換えると
OSは、全ての基盤であり絶えず持ち続けることが必要な「マインド・キャリア意識」と社会人としての基本スキルであり初期に身に付けておく必要がある「社会人基礎力」
APPは、人財としての付加価値の源泉であり、業界や業種の特性に応じ絶えず新たなスキルの習得が必要な「特性能力」
企業は、OSとAppを常にアップデートし続ける人財を求めており、OSとAppを常にアップデートし続けられる人財でないとこれからの時代を生き抜いていくことはできません。
働く人たちは、自分の強みはなんなのか、自分の実現したい目標はなんなのかを真剣に考えなければならないのではないかと考えています。
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