コンサルタントは参謀という役割を持った伴走者

サルタントやコンサルティング会社に対して、「きな臭い」「信用できない」「どうせ口だけ」「怪しい」と思っている方は非常に多く、実際直接、そう言われた経験もありますし、過去に働いていたコンサルティング会社では、コンサルティングとうたっておきながら、実際の業務はコンサルティングでもなんでもない作業者、仕事をしながら違和感を感じることも沢山ありました。

コンサルタントに対して悪い印象を持つ方の中には、コンサルタントを利用した方もいれば、コンサルタントを利用したことが無い方もおられます。
利用したことが無いのに悪い印象を持つのは、利用したことがある方に聞いた話やインターネットで調べた他者の感想だと思います。

 

コンサルタントの提供しているサービスは、形ある物ではなく、自身の知識や経験、知恵など形のない物を武器に、お客様の困りごとを解決し目的や目標を達成するためのサポートです。
武器も成果も物として目で見て確認することはできません。
そのため依頼者はコンサルタントに依頼をする前「今までどんな仕事をしてきたのか」「どんな成果を出してきたのか」「どんな業種が得意なのか」「どんな規模の会社があったのか」など過去の仕事について質問をします。

 

しかし、過去の仕事をどれだけ聞いても不安や疑念が取り除かれることはないでしょう。
実際に自分で確認したわけではなく、当事者であるコンサルタント本人から聞いた話で、それが本当なのか判断することはできず、また、調査をかけても真相を知ることはできないからです。

 

良いコンサルタントなのか、力になってくれるコンサルタントなのかは、自身で判断するしかありません。
間違えてはいけないのは、「自分が出来ないこと・部下が出来ないこと」を「コンサルタントに代わりにやってもらう」という認識で依頼をすること。
この意識で依頼をすると大抵の場合「依頼しなければ良かった」「結果が出なかった」という最後を迎える事になります。

 

コンサルタントは、経営者や従業員に代わって仕事をすることはありません。

コンサルタントは、経営者の描く戦略を実現するために、有する経営資源をどのように活用するのか、足りない経営資源をどのように調達するのか、戦略実現に向けてどうすれば実行することができ、実現することができるのかという戦術を立てる、言わば、三国志や戦国時代の武将の傍にいた参謀のような役割です。

 

参謀は経営者の代わりにも従業員の代わりにもなれません。
参謀は、経営者の戦略が実現できるよう、戦術を立て、経営者や従業員と二人三脚で走る伴走者です。

 

コンサルタントは社内の人間ではなく社外の人間です。
お客様の会社が存続する限り関り続けるわけではなく、いつの日かお客様の元を離れるのがコンサルタントです。
コンサルタントとして幸せを感じる瞬間は、お客様との契約が終了する時、お客様と契約が終了するということは、お客様自身が自らの力で走ることができるようになった時で、伴走者が必要なくなったということです。

 

良いコンサルタントと言われる方々の目標は「お客様が一人で走れるようになる」こと、そのために何をするべきなのかを考え、お客様に寄り添い、お客様の思いに耳を傾け、お客様に合ったサービスを提供しています。

 

コンサルタントに依頼をしようか考えておられる方は是非、そのコンサルタントが自身や会社の参謀として、伴走してくれる人なのかどうかを一つの判断材料としてください。