これからの中小企業

2021年が始まり約5か月が経ちました。

まだまだコロナの影響が日本経済に大きな影を落としています。

 

 

昨年は無利子の融資が行われたため、企業の倒産を避けることが出来たと思います。

 

しかし、いつまでも無利子の融資が可能なわけでもなく、財政にそんな余裕はありません。

 

日本の借金は、2020年度末で過去最大の1216兆4634億円に達したと発表されました。

 

日本の借金は毎年増加し続けており、コロナでさらに借金が増えました。

 

前年度末と比較すると、101兆9234億円増え、1年間の増加額も過去最大、新型コロナウイルス対策への支出が影響しています。

 

 

国の借金は国民が返済することになりますが、国民1人当たりの借金は約987万円ともうすぐ1,000万円に達しようとしています。

 

自分が直接借りたわけではないのに、知らないうちに多額の借金しており、この借金はこれから税金などで国民が支払っていくことになります。

 

 

日本の経済状況は悪く、人口も減少しているなかで、どのようにしてこの借金を返すのか。

 

真剣に向き合っていかなければならないと思います。

 

 

国内市場は競争激化がさらに進み、価格の二極化がさらに進むのではないでしょうか。

 

大手企業は、コロナ禍が収束した後のスタートダッシュに向け、企業買収や事業買収で内製化を図り、コストダウンに向けた動きをしています。

 

新たな設備などに投資するのではなく、既にある設備や市場ごと傘下に収め、競争優位に立とうと奔走しています。

 

 

そんな中、中小企業が生き残る道はどこにあるのか。

 

弊社も含め、日本の中小企業は大きな岐路に立たされてると思います。

 

国内に活路を見出すのか、それとも、国外に活路を見出すのか。

 

 

どれだけ正しい選択が出来るのかが、運命の分かれ道ではないでしょうか。